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アメリカン・ビスケット |
アメリカで「ビスケット」は、マリ―ビスケットのような甘いクッキー類を指すのではありません。
実はアメリカの「ビスケット」は、イギリスの「スコーン」にとても良く似た食べ物で、丸くてコロンとしてあまり甘くない、パンみたいなものです。ケンタッキー・フライド・チキンのメニューに「ビスケット」がありますが、あれをイメージすると近いです。ただし、普通は、KFCと違ってドーナツ状の穴は開いておらず、メープルシロップも別にかけません。アメリカの南部では、ビスケットは朝食に出るもの。そのままでもおいしいし、バターもしくはジャムをつけてもよいです。そしてもっとポピュラーには、ソーセージグレービーをたっぷりかけて食べます。
そ。グレービー。超高カロリーな肉のソース。
バターたっぷりのさくさくビスケット +こってりグレービー、最高にファットな組み合わせ…。僕は最初、嘘だろ?と信じられなく思いましたが、本当です。でもね、美味しいんです、これが。カロリーを恐れずに、やってみてください。もちろんベンの大好物。
ミックス粉天国のアメリカでは「ビスクイック」というビスケットミックスが人気で、とても簡単に作れるのですが、日本では手に入らないので、1から作ります。
ぜひ焼き立てを食べてくださいね。冷めた場合はトースターで温め直すと復活します。
見やすいレシピはここ↓(楽天レシピ内)
アメリカン・ビスケット レシピ・作り方 by アメリカ料理食育日記@日本|楽天レシピ
材料 12個分
・薄力粉 / 150g
・強力粉 / 150g
・ベーキングパウダー / 大さじ1
・砂糖 / 小さじ2
・バター / 100g
・牛乳 / 240cc
・トッピング用溶かしバター / 10g
作り方
1.バターと牛乳は冷たく冷やしておきます。
2.薄力粉、強力粉、ベーキングパウダー、砂糖をボールに合わせ、泡立て器で混ぜます。
3.バターをチーズ下ろしや太千切り器などで細かくして入れます。なければ、包丁で1センチ以下角に切って下さい。
4.フォークかヘラで、バターを切るように混ぜていきます。大体、バターの塊が小豆粒位の大きさになるまでやります。
5.牛乳を注ぎ入れ、フォークかヘラで切るように混ぜます。
6.まだ粉が見えるくらいの状態で、打ち粉をたっぷりした台にのせます。
7.手で押し付けて、大体長方形に整えます。一回折りたたみ、また押さえて長方形にします。これをあともう一回やります。
8.厚みが2.5cmくらいの長方形に整えたら、丸いクッキー型(直径5〜6cm)で抜くか、包丁で四角く切り分けます。
9. 220度に予熱したオーブンで、15分程度焼きます。
10.こんがり焼けたら、溶かしバターをハケで表面に塗ります。熱いうちに召し上がれ。
ビスケットに合わせるグレービーなんですが、ひき肉のバルクソーセージを使った牛乳ベースの白いもの(ソーセージグレービーといいます)が鉄板です。
今度、レシピ書きますね。