コロナウイルス対応、それぞれの方法

2020/10/24

漫画

★2020年4月8日に書いた記事を再投稿しています。

外国人の友達のコロナウイルス対応
それぞれの道。コロナ後の世界が明るいものになるように祈りを込めて。

日本でも緊急事態宣言がなされましたが、今や世界中で移動が制限され、友達と自由に会えなくなり、多くの人が自分や家族の健康を案じて恐怖する日々が続いています。医療機関でぎりぎりの状況で働いている方々がいます。飛行機が飛ばなくなって、すべてのイベントはキャンセルされ、人々は距離をとり、マスクと手袋で防護して、道もレストランも空っぽ。株は大暴落するし、失業する人もいるし、家の中に閉じこもって鬱になったり、家庭内暴力が悪化したりなんて話まででてきました。

 

それでも、僕はコロナ後の世界に希望をもっていたいと思っています。国を超えて地球の反対側まで自由に飛んでいけるって、なんて素晴らしいことだったんだろう。友達と肩を抱き合って笑えるってなんて素敵なんだろう。今回思い知ったことを胸に刻んで、今は長い試練だと思って耐えたならば、嵐が過ぎ去った暁には、前よりももっと広く心を開いて、より遠くまで行きたい。みんなの笑顔をたくさん見たい。そんな風に思います。

 

マリさんの話。

ヨーロッパの中で最初に感染が広がり、医療崩壊状態に陥ってしまったイタリア。原因はまだわかりませんが、イタリアの家族の世代間の親密さが仇となった、ということがよく言われています。家族の絆が強く、おじいちゃんおばあちゃんと孫曾孫の世代までが一緒に暮らしていることも多い状況で、無症状の若い人から高齢の人にうつってしまうというのです。悲劇的な話です。

それでも、インターネットを通じて友人や家族と会話を楽しみ、また、一定の時間になるとそれぞれがバルコニーに出て歌を歌ったりと、希望をつなごうとするイタリアの人々の姿勢に心打たれます。

 


"Bella Ciao" - BALCONY SAX PERFORMANCE in ITALY

 

ベンの話。

残念ながら僕は数学はさっぱりなので、ベンおすすめのこちらの動画をぜひご覧ください。人と人の接触を減らすことが、なぜそんなにも大切なのかが理解できると思います。

 


Simulating an epidemic By Blue1Brown

 

ミカさんの話

スウェーデンの冬は厳しく、暗く、長く、人々は暖かくなる季節を心待ちにしています。やっと寒さが少しだけ和らいで、外に出ることができる4月。スウェーデンでは人々のストレスレベルを鑑み、他のヨーロッパ諸国のような強い外出制限をかけていません。学校もレストランも(いまのところですが)開いています。

ストレスというのは実際に人を殺すものです。侮らないようにしなければ。

 

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