ハロウィンの思い出、その3

2020/10/14

漫画

去年のハロウィンの思い出話の続きです。

あらすじ。

僕が君にこき使われている、と言ったので、ベンがショックを受けました。

「そんな風に思ってたのかーー俺、君のこと幸せにしてると信じてたのに」

「馬鹿な冗談言って、ごめん」

僕はベンに謝りました。

「僕は幸せだよ。本当さ。そりゃ、毎日、仕事にロン(や、君)の世話に忙しくて、時々、気が狂いそうに思うこともあるよ。だけど、僕が自分で選んだことさ。誰に批判されようが、どうしてもやりたくてやってるんだ。君がいなかったら僕はきっと、一生、家族なんて持てなかった。君の、おかげだ」

僕が心から言っているのが伝わったのか、ベンはやっと顔を上げ、微笑んでくれました。僕もほっとして、笑みを作りました。ベンが立ち上がって僕に近づき、腕を広げました。とても照れ臭かったけど、ここで逃げるわけには、いきません。

「冬一郎ちゃん」

「うん…これからもずっと一緒にいような」

僕はベンをハグして、手を彼の背中にしっかり回してポンポンと叩きました。僕としては精一杯の愛情表現です。ベンの体はあったかくて、胸が広くて、寝起きだからちょっと汗の匂いがして、夜の間に伸びた髭が頬に当たって、もぐもぐしてーーうん?

もぐもぐ?

僕は慌てて振り向きました。すぐ後ろの調理台に並んでいたお弁当から、プリンスコルブ(タコさんウィンナー)が消えていました。ベンのやつは腕が長いから、簡単につまめたのです。油断した!

「あーっ、この野郎!ロンが好きだから入れてあげてるのに!」

「いいじゃないか、ちょっとくらい。Trick or treat!」

笑いながらベンはヒョイともう一つ盗み食いして、ついでに、僕が味見用に冷ましていたグレービーのスプーンまでなめました。

「んー、美味しい!君、グレービー作るのうまくなったね!」

「勝手に食うなよ!」

僕は腹を立てて咎めました。けれど、グレービーソースの味を褒めてもらったのは、素直に嬉しかったしーー何だか急に、全てがおかしくなってきて、ぷっと吹き出してしまいました。僕らは2人してひとしきり笑ったあと、一緒にビスケットを焼いて、朝食をとりました。もちろん、グレービーをたっぷり添えて。

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