☆2020年5月20日に書いた記事の再投稿です。
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はじめて子供を怖いと思った日 |
小さい子供の遊びって時に残酷だと感じることありませんか。あるいは、突然、死や災害、暴力を思わせることを言い出して、びっくりさせられたりしますよね。
アリの巣穴をふさいでみたり、地震や津波だと叫んで積み木の家を壊したり、ミニカーで人形を交通事故に遭わせたり…。
でも、これらは、親が躍起になってストップかけたり、叱ったりすべきものではないのだそうです。
遊びというのは、子供が外の世界を理解するための、重要な手助けとなるもので、子供たちは、納得できないこと、わからないことがあると、積極的に遊びの中に取り入れ、想像を膨らませたりストーリーを組み立てたりしながら、自分の中で処理したり、解決したりするのだそうです。子供たちが楽しく遊んでいるならば、親は心配せず、そっと見守れば十分です(もし子供が不安そうだったり、病的に同じ遊びを繰り返したりしていたら、メンタルのケアが必要です)。
ところで最近は、うちのロンちゃんもコロナ遊びが大ブームでした。一番お気に入りらしいのは、「ずいずいずっころばし」をやりながら(ころばし、の「ころば」がコロナに聞こえるっぽい)、病気に感染するのがだれかを決める遊びです。
実際、深刻なパンデミック状態であることを知っている大人から見ると、マジで怖いし止めたくなるんだけど、大人が蒼い顔すればするほど、子供は興味を掻き立てられますからね。知らん顔して余裕で遊びに付き合うのがいいと思います。
あとは、カーテンをばさばさやって、日差しの中に舞うほこりを指して「コロナウイルス、みーつけた!」と言ってはしゃぐ遊び。
そんな風に目に見えたら、まだいいのにな。ねえ、ロンちゃん。
ちなみに、英語の童謡でRing a Ring o'Rosiesという歌があるのですが、この歌、実は、ヨーロッパで猛威をふるいパンデミックとなったペスト病のことを歌っているのだ、という有名な俗説があります。歌詞は色々なバリエーションがありますが、こんな感じです。
Ring a ring o' Rosies,
A pocket full of posies.
Ashes, Ashes,
we all fall down.
怖。。。