Happy Thanksgiving! ああ、サンクスギビングなのに、ミカさんのマッシュポテトのレシピを出してなかった(マッシュポテトはサンクスギビングのマストメニューです)!待ってた人いたらごめんね!(2020年5月のレシピを再投稿します)
幸せな気分になれるポテトレシピシリーズ。僕が一番好きなやつ。
マッシュポテトです。
ボリュームたっぷりなのに舌触りなめらかで、口の中ですうっととろけてなくなるようなマッシュポテトは、それだけで幸せな気持ちになれるごちそう。
ただし、本当においしいマッシュポテトを、家で、しかも簡単に作るには、いくつか重要なコツがあります。
失敗すると悲惨…不味いレストランが嵩増しの付け合わせで出すような、味が無くて、ヤマトノリみたいにねばねば重くて、ずーんと胃にもたれるばっかりの、残念極まりないものになっちゃう(経験済)。だから、以下のコツをよーく読んで、ぜひこの通りに作ってみてくださいね!
ちなみに、クリーミーに仕上げるため、結構な量の牛乳を入れます。ビチャビチャになっちゃうんじゃないの?!って怖くなるかもしれませんが、やってみると、実はかなりの量を混ぜても平気なことがわかると思います。
贅沢したければちょっと生クリーム加えてもいいんだけど、ミカさんは使いません。
「裏ごし?…必要ないぜ。生クリームも不要だな。シンプルにジャガイモの味を楽しめよ」。
作り方は彼みたいにワイルド。そしてうまくいけば、仕上がりは優しくて繊細です。
マッシュポテトのレシピ
材料
じゃがいも 1キロくらい
僕「品種は?」
ミカさん「別に…なんでもいいぜ」
僕「1キロも茹でるんですか?」
ミカさん「食うだろ?」 →食べました(大人四人+子供一人)
バター30~40g(目分量)。
ミカさんの料理にしてはすごい控え目。生クリームも入れないし、本当にジャガイモの味を楽しみたいんだなあと感じます。
牛乳 300ml 加える前に必ず沸騰直前まで温めます。
塩 3gくらい(小さじ1に満たないくらい)。
ブラックペッパー
ナツメグ 少々。
作り方
1、じゃがいもを皮付きのままタワシでごしごし洗い、大鍋に放り込みます。ひたひたくらいの水を入れ、火にかけて茹でます。だいたい小一時間くらいかかるよ。
2、十分柔らかくなったら、ざるに取ります。熱いうちに皮をむきます。やけどに注意してください!
3、マッシャーでぐしゃぐしゃとつぶします。
なにせスピードが大事なので、マッシャーがない人はこの際ぜひ手に入れてください。
4、熱々のうちにバターと塩を入れて混ぜます。
5、小鍋か電子レンジで沸騰直前まで温めた牛乳を加え、混ぜます。もちろんジャガイモの水分量にもよるんだけど、200mlは余裕でいけるはず。そのあとは様子を見ながら足していってください。冷めると少しかたまりますから、ゆるいくらいがちょうどいいです。
6、ブラックペッパーとナツメグで風味を付けたら出来上がり。
コツ1。皮付きのまま、丸ごと茹でること。これ守らないとミカさんにすごく怖い顔される。切ってから茹でるとジャガイモの風味が損なわれるそうです。
コツ2。熱々のうちに潰すこと。サラッとした口溶けはここが鍵です。火傷には注意だけど、とにかく手早くやっちゃってください。ミカさんが「裏ごししなくてよい」というのはこれが理由。裏ごしって手間かかるから、もたもたしてる間にジャガイモが冷めちゃうんですよね。普段の料理に裏ごしなど不要!と潔く決め、茹でたての熱い芋の皮をババッとむいて思い切りマッシャーで潰しまくるのがミカさん流です。それで十分なめらかになります。むき残した皮がちょっとくらい残ってたっていいじゃないですか。
このマッシュポテトは本当に応用範囲が広くて、いろんな料理の付け合わせはもちろん、パイやダンプリングなどに変身してメインとして登場します。
楽天レシピ内のページ↓
https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1450026344/
☆マッシュポテトレシピ+応用シリーズのまとめ
8&9北欧風フィッシュケーキ
11ポテトケーキ
12フィッシュパイ
番外編 ヤンソン氏の誘惑