サンクスギビング・ハムのレシピ

2020/11/12

アメリカ料理

 

サンクスギビング(感謝祭)ハムのレシピ

ハロウィンが終わったと思ったら、次はもうーー

クリスマス!

じゃあないですよ、皆さん。

ハロウィンの次の一大イベントは、11月のサンクスギビング(感謝祭)です!
去年も書いたんだけど、日本ではなぜかサンクスギビングをすっ飛ばして、ブラック・フライデーだけが輸入されているので、なにかややこしい感じになっていますが、僕らのブログを読んでくれている方はきっと理解してくださることと思います。(詳しくは昨日・一昨日投稿した記事https://www.cheesefondueclub.com/2020/11/thanksgiving1.htmlを読んでね!)


そんなわけで、これから感謝祭に向けてレシピをたくさん紹介していきますよ(予定)!

まずはこれ、Thanks giving ham。人によってBaked hamと読んだり、Holiday hamと呼んだりいろいろですが、本来は、

☆超巨大な骨つきハムの塊を使う

☆缶詰のパイナップルやチェリーなどをまわりにデコレーションする

☆甘いソースを回しかけながらオーブンで焼く

というのが特徴の豪華な料理で、アメリカでは感謝祭やクリスマスのメインの一つとして登場します。ハムのしょっぱさと、フルーツの甘さのハーモニーがまさに僕好み!美味しいです!

しっかーし。

そんな巨大なハム、日本で手に入るかあ!!

塊のハムなんてせいぜいお歳暮くらいでしょ?それだって、拳三個分あれば、大きいな、なんて思いますよね。

でも違うんです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)! 感謝祭のハムは、本当は七面鳥の丸焼きと向こうを張れるくらいでないとならないのです!拳どころか、頭一個分以上のボリュームがほしいんですよ。以前、お歳暮にもらったハムで作ってあげたら、ベンに

「小さくて可愛いけど、寂しいよー。もっと大きいの使って。5倍くらい」

ってコメントされちゃいましたから。

…無理言うなよ。

まあ、日本在住アメリカ人の救世主(?)であるコストコ に行けば、巨大ハムだって手に入るわけなのですが、今度はまた

そんなにいっぱいどうやって食べ切るんだよ

という問題があります。特に今年はコロナのせいで、友達全員集めて、ってのが難しいしね。そこで僕は完全に開き直って、スライスハムでごく簡単に作り、メインではなくアペタイザーの一つとして出します。これが僕的には結構いい感じで、

☆七面鳥と骨つきハムの場合、同時進行させるとオーブンが2台必要だが、これなら1台で済む。

☆巨大ハムだと、甘いソースが表面しか染み込まないが、スライスハムなら全面にコーティングできる。

☆そもそも七面鳥食べて巨大ハムも食べると胃袋がはち切れて苦しいから、むしろこれくらい気軽な方が楽しめる。

…という利点があります。ま、ベンが心から納得してるかどうかはさておき、美味しいし簡単で華やかだから作ってみてください。


感謝祭のハムのパイナップル焼き

■材料:4人分

・ハム(スライス) / 250g

・パイナップル(缶詰) / 固形100g

・パイナップル缶のシロップ / 100ml

・クランベリーコンポート / 大さじ2+飾りに少し

・メープルシロップ / 小さじ2

・クローブ / 2 本

・オールスパイス / 小さじ1/8

・ディジョンマスタード / 適量


■作り方

1.パイナップル缶をあけ、一口大にカットします。シロップは捨てずに100mlとっておいてください。

2.パイナップル缶のシロップ、クランベリーコンポート、メープルシロップ、クローブ、オールスパイスを混ぜ合わせ、フライパンに入れて熱し、混ぜながら沸騰させます。

3.沸騰したら、ハムを入れ、一枚一枚をシロップでコーティングするつもりで汁を回しかけながら焼いていきます。

4.汁が少なくなってきてから、1のパイナップルを入れて一緒に焼きます。ほぼ汁がなくなったら完成です。皿にもりつけ、クランベリーコンポートをパイナップルの上に飾ります。

5.クローブは取り除き、ディジョンマスタードをたっぷり添えていただきます。


楽天レシピのページ↓

http://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1450025973/


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