前回のピーナッツバタークッキーに引き続き、今日はアメリカン・カントリー・クッキーの王道、オートミールクッキーを焼きます。
アメリカ人にとっては、田舎のおばあちゃんが焼いてくれるような、古臭いけどほっとする懐かしの味ーーだそうですが、僕の感想としては、
これ、
もう、
とにかく最っ高に、
おいし~い!!!
クッキーなんです!
まず何よりもこのクッキーの大きさ。一つで大満足できるこのボリューム。そして、ごつごつして素朴なのに、ザ・クッキーという感じでとっても可愛い見た目。ブラウンシュガーの深い甘さと、オートミールのザクザク感と、たっぷり入ったレーズンのしっとり感の素晴らしいバランス! これぞアメリカンクッキー、GOD BLESS AMERICA!
リサさんのこのオートミールクッキーを食べたために、僕は感動のあまりアメリカ料理に目覚めた…といっても過言ではありません。僕は、アメリカ人にも母親にも、いわんやおばーちゃんにもなれないけれど、この世界一美味しいクッキーをうんとたくさん焼いて、愛情と一緒にジャーに詰め込んで、ロンがいつでもほしいときに手を伸ばせるようにしてあげたい。そんな風に思ったんです。
レシピです。
オートミールクッキーのレシピ
材料
バター 100g
ブラウンシュガー なければ、三温糖で代用(黒糖を少し混ぜてもいいです) 100g
卵一個
薄力粉 60g
強力粉 60g
シナモン 小さじ1/2
重曹 小さじ1/2
オートミール 120g
レーズン 120g
バニラエッセンス 小さじ1/2
作り方
1、バターは室温に置き、柔らかくします。卵も室温に置いておきます。レーズンは軽くお湯につけて戻し、水けをきっておきます。
2、バターをボールに入れて泡だて器で練ります。そこへ砂糖を加えてよく混ぜ、卵を割りいれてさらに混ぜます。
3、別のボールに、強力粉・薄力粉・重曹・シナモンを合わせます。
4、2のボールに3の粉類をふるいいれ、へらにもちかえて切るように混ぜます。オートミールと、レーズン、バニラエッセンスを加えて混ぜ、生地にします。
5、スプーンで生地をすくって、天板に落として並べていきます。十分に間隔をとってください。
6、180度に予熱したオーブンで約12分焼きます。ワイヤーラックにとって冷まします。
オートミール↓。朝食にしてもおいしいですけど、僕はもっぱらこのクッキーの材料としてのみ使います。