マッシュポテト応用編、第8-9段。※2020年6月頃のレシピの再アップ※
ミカさんのフィッシュケーキ2種です。
先日、ミカさん(スウェーデン人)と一緒に食事を作りながら、マッシュポテトに関連してアリスさんのイギリスレシピをたくさんアップしたと話したら、ミカさんに、「俺のマッシュポテトのレシピはいくつ出したんだ?」と聞かれました。
基本のマッシュポテトはミカさんのだから1として、コルカノンはベンでカウントなし、簡易グレービー+プリンスコルブで2、クロップカーコルで、計3。
一方、アリスさんはバンガーズ・アンド・マッシュと、パイ三種で、計4。
そしたらミカさん、黙って立ち上がると、今まで作ってたものは全部ほったらかして、ジャガイモを茹で始めました。
「メニュー変更だ。今からフィッシュケーキ作るぜ」
「え、ええー…?」
「あのイギリスの似たり寄ったりのパイ3種で3カウントなら、俺のフィッシュケーキも魚変えて2種で2カウントだな」
あれ、ミカさん。もしかしてアリスさんと張り合ってます? 張り合ってます、ね…。
フィッシュケーキ(魚のコロッケ。スウェーデン語ではフィスクカーコル Fiskkakor)のレシピ
材料 各6個分
生鮭 140g (大体切り身2切れくらい)
生鱈 140g
牛乳 240mlくらい(ひたひた)
ディル(生)8本くらい
マッシュポテト 魚一種につきそれぞれ、マッシュポテトレシピの約1/4量(300g)ずつ
塩とブラックペッパー 適宜
卵1個
薄力粉 適当量
パン粉 適当量
揚げ油 適当量
ソース
マヨネーズ 大さじ2
ディジョンマスタード 小さじ1
レモン汁 1/8個分
ディル(生)4本微塵切り、またはディルパウダー小さじ1/4
蜂蜜 小さじ1
作り方
1、魚を牛乳で煮る。皿にとってほぐし、皮と骨を取る。使った牛乳は別の料理に使ってね。出汁が出てるので、スープなどにすると美味しいよ。
2、マッシュポテト(冷蔵庫で冷やしておくと丸めやすいです)に、1と微塵切りにしたディルをまぜ、味見しながら塩とブラックペッパーで味を整えます。
3、2を手で丸め、薄力粉をはたき、溶き卵に潜らせ、最後にパン粉をまぶします。
4、180度の油で揚げます。または少なめの油で揚げ焼きにしてもOK。
5、ソースの材料を混ぜて添えます。
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サーモンフィッシュケーキ(鮭バージョン)。 トップの写真がコッドフィッシュケーキ(鱈バージョン)。 |
魚のケーキ?って聞くとなんか気持ち悪いですが、魚入りのコロッケのことです。中身にもソースにも爽やかなディルがたっぷり入っていて、ミカさんらしい料理。
僕は揚げ物作るのが苦手(食べるほうは大好きです)で、自分でやるときはフライパンに少量の油を入れて揚げ焼きにします。もちろんミカさんが揚げてくれるほうがおいしい。揚げたてはもう…最高です。このディル入りのマヨネーズソースも僕は本当に大好きで、揚げ物はみんなこれかけたいくらい。