授乳室を外国人パパが利用した時の話、その2

2021/03/19

ハーフの子の育児 漫画

前回の続きです。

アメリカ人パートナーのベンと授乳室を利用した際、息子のロンにミルクを飲ませてきてくれるよう頼んだところ、ふとどこかにいなくなりました。

授乳室×外国人×パパ二人
誰もいなくて本当に良かった

 消えた2人を探していると、僕の嫌な予感が的中。カーテンの向こうからベンの声が聞こえてきました。

「ロンちゃん、ミルクおいしいかい?いっぱいのめよー♡なんかここ音楽もかかってるし気分いいねー…」

バカ!!!そこは女性用の授乳スペースだろうが!!

焦ってカーテン越しに怒鳴りました。

「ベン!そこ違う!出てこい!」

「冬一郎ちゃん?ここおいでよ、このソファふかふかだよー」

呑気な答えが返ってきたので、業を煮やした僕はカーテンを少しめくりました。幸い女性は誰もいませんでした。

「ベン、ダメ!!そっちは僕らは入っちゃダメなとこ!通報されるぞ!」僕が言うと、ベンはきょとんとして

「なんで?」と聞きました。

「なんで?じゃないだろ!入り口のサインの日本語が読めなかったのか?ママ以外の立ち入りはご遠慮くださいって書いてあっただろ!」

「読んだよ」

「読んだのかよ!!!」

じゃあなんで入ったんだよ!頭痛くなってきた。せめて警察に聞かれたら、「日本語が読めなかった」で言い通してくれよ、まったく…。

続きます。

前回はこちら↓

授乳室を外国人パートナーと利用した時の話、その1

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