授乳室シリーズの続きです。
授乳室を外国人パパが利用した時の話、その1
授乳室を外国人パパが利用した時の話、その2
授乳室を外国人パパが利用した時の話、その3
授乳室を外国人パパが利用した時の話、その4
「母乳育児は、自然でとても健康的な行為だろ。赤ちゃんに食事させることを、なぜ隠れてしたり、恥ずかしいと思ったりしないといけないんだ?特に気にしたことなかったけど、アメリカでは母親たちは結構普通に外でもやってた気がするよ」
ベンの言葉に、僕は色々考えさせられました。
設備の整った授乳室があるのは素晴らしいことだけれど、仕切れば仕切るほど、そこでしか授乳してはいけないという感じになるとしたら、確かに困ったことだな。
授乳は赤ちゃんの食事なんだから、安心な場所があればそれに越したことはないにせよ、たとえオープンな場所であろうと、母親たちが何を恥じることなく自由に授乳できるのが、いい社会の在り方じゃあないのか。
ベンは聞き、僕も、そうだと思いました。
のちに調べたところによれば、アメリカでは、2018年から全州において、公共の場所を含め、どんな場所においても女性が母乳育児をする権利が認められているのだそうです。レストランでも、カフェでも、公園でも、お腹の空いた子供には、食事をあげることができるのです。
「おっぱいをあげることは恥どころか権利なんだなあ」
僕が言うと、ベンはロンの背中をとんとん叩きながら
「当然だと俺は思うね!」と言いました。
すると、ロンがまるで同意するみたいに盛大にげっぷをしたので、2人で大笑いしてしまいました。
授乳室の思い出話はこれでおしまいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
国際カップル@日本の授乳室シリーズ
授乳室を外国人パパが利用した時の話、その1
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