アメリカ料理食育日記@日本

国際育児クラブの子育て漫画と、アメリカをはじめとした世界各国の家庭料理レシピ

「僕」の知らない会話1【漫画】

今回から数回にわたり、語り手「僕」の登場しない漫画になります。地の文も、いつもの日記調/エッセイ調にかわって、小説風になります。

※このブログは「僕」とパートナー及び仲間達の過去の体験をベースに色々改変して綴っているフィクション作品です※

なお初っ端から汚い発言が飛び出しますのでご注意ください。

ストーリーは、ベイクトズィティ「僕」の知らない話パスタにケチャップコーヒーバトルエッグコーヒー優しいイタリア人、とずーっと続いている長い長い夜の話。「僕」たちと別れて家を出た後の会話です。

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「おいおい、こんな寒い中歩いて帰る気か?正気なら俺の車に乗ってけ」

玄関ポーチから真っ暗な車道へ歩き去ろうとしていたミカエルに、マリオは声をかけた。ミカエルは振り返るとあからさまに嫌そうな顔をして、「はん、イタリア人の運転する車になんぞ乗ってたら、うんこつまらせるより先に事故死するぜ」と毒づいた。先ほど、マリオに「お前は便秘で死ぬ」と言って脅されたことを根に持ったいるのだろう。しかし、黙って乗れ、とマリオが手で合図すると、わりと素直に戻ってきて、助手席に乗り込んだ。時刻は既に午前2時過ぎ。空気は冷え込んでいたし、さすがに疲れてもいたからだ。

イタリア人の運転は荒いーーというのは定番のステレオタイプである。がしかし、実際のところ、マリオの運転はなかなか丁寧であることをミカエルは知っていた。ただし、他の車の行儀がよい時に限る。マリオは他の車に腹を立てると、ハンドルから片手を離して身振り手振りで口汚なく罵り出すからだ。だがまあ、日本のドライバーは大抵マナーが良いし、さらにこの時刻であれば、いくら東京でも住宅街を行く車は少なく、従ってマリオがうるさく騒ぎ出す可能性はとても低いだろう。今は一刻も早く家に帰り、ブランケットにくるまって、静かに眠りたかった。

ミカエルが目を閉じ、居眠りでもしようかと思っていると、

「おい。お前、どういうつもりなんだ」と、マリオが藪から棒に聞いてきた。

「どうって…何がだよ」嫌味を考えるのも面倒だったので、ミカエルはぶっきらぼうに聞き返した。

マリオはちらと助手席に目をくれると、

「冬一郎に関わりすぎなんじゃあないのか、って言ってるんだよ」と苛立たしげにため息をついた。

 

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ストーリーとは関係ないおまけ話

 

日本では車は左側通行ですが、世界的にみると右側通行の国や地域のほうが圧倒的に多いです。

左側通行の国:

タイ
マレーシア
シンガポール
インドネシア
東ティモール
香港
マカオ
スリランカ
インド
バングラデシュ
ネパール
パキスタン
ブータン
ブルネイ
ボツワナ
ケニア
レソト
マラウィ
モーリシャス
モザンビーク
ナミビア
南アフリカ共和国
スワジランド
タンザニア
ウガンダ
ザンビア
ジンバブエ
オーストラリア
クック諸島
フィジー
キリバス
ナウル
ニュージーランド
ニウエ
パプアニューギニア
ソロモン諸島
サモア
トンガ
ツバル
キプロス
アイルランド
マルタ
イギリス
ガイアナ
スリナム
アンギラ
アンティグア・バーブーダ
バハマ
バルバドス
ドミニカ
グレナダ
ジャマイカ
セントクリストファー・ネイビス
セントルシア
セントビンセント・グレナディーン
トリニダード・トバゴ
モルディブ
モーリシャス
セイシェル

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