アメリカ料理食育日記@日本

国際同性カップルの子育て漫画と、アメリカをはじめとした各国の家庭料理レシピ

北欧風エッグコーヒーの淹れ方2【国際交流×料理漫画】

前回の続きです。

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 あらすじ。スウェーデン人のミカさんが、アメリカのスウェーデン系移民に伝わるというエッグコーヒーの作り方を僕に教えてくれると言い出しました。

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「まず、卵を割る」
ミカさんはそういうと、おもむろにスプーンをつかんで、ボールの中の卵めがけて振り下ろしました。
ぐしゃっと音を立てて卵が割れ、黄身の中に細かい殻の破片が混ざりました。あんまり斬新…な卵の割り方だったので、僕は思わず大きな声を上げました。
「ミカさん!ちょっとちょっと!!」

「ん?」

「ん?じゃないですよ!殻が粉々になって入っちゃったじゃないですか?」

「そのままでいいんだぜ」

ミカさんがこともなげに言うので、僕はポカンとしました。卵の殻の破片が混じったままでいい料理なんて、未だかつて聞いたことないからです。ミカさんはベンのコーヒーミルをきれいにして、僕が渡した適当なコーヒー豆(誰かにお歳暮か何かでもらって戸棚に放置されてたやつ)を粗挽きにしました。そしてその粉を、直接、パッと先ほどの卵にかけました。黒いコーヒー粉のかかった殻入りのぐちゃぐちゃな生卵は、僕の目には生ゴミ以外の何にも見えませんでした。

「なんかグロい…めちゃくちゃ不味そうなんですけど、大丈夫ですか?」

僕の率直な質問に、ミカさんは苦笑いしました。

「俺は信用がないんだなあ、冬一郎…」

 

続きます。

お題「コーヒー」

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