アメリカ料理食育日記@日本

国際育児クラブの子育て漫画と、アメリカをはじめとした世界各国の家庭料理レシピ

僕のママ友作り、その1【子育て漫画】

悲しいお楽しみ会シリーズから続く話です。

 

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パパ友作りで早々にくじけた僕は、地域の育児情報を握るのはママ達であると思い直し、何とかして彼女らの輪に入れてもらう方法はないかと思案し始めました。

まず思い浮かぶのは同じ保育園のママ達ですが、送り迎え時は時間との戦いなので、のんびりコミュニケーションとってる暇などまずありません。そこでとりあえず、余裕のある土曜日に、ロンを連れて地域の児童館に通ってみることにしました。

もちろん、男性、しかも人見知りである僕に、すぐにママ友などできませんでした。

ほとんどの場合、僕はロンを遊ばせながら、話す相手もなく、何となく居心地悪い思いを我慢してやり過ごすだけでした。まわりのお母さんたちはみんな、上手に子供の相手をしたり子供同士を遊ばせたりしながら、とても楽しそうにおしゃべりに花を咲かせていました。女性たちって、みんな社交的でいいなあ。

時々、他の父親が、妻と子供と一緒に来て、仲良さそうに遊んでいきました。僕はそんな「スタンダードな家族像」を見るたび、我が身と比べて何となく不安な気分になり、そして、そんなふうに感じる自分が嫌で、さらに落ち込みました。

こんなことなら、正直、児童館なんかじゃなくてミカさんの家にあがりこんで、ずっと彼と話していたい。そんな風に強く思いました。--でも、ダメだ。彼は仕事が忙しいんだ。それなのに、昨日の夜だってあがり込んだし、明日だってコーヒー飲みに行く気満々じゃないか。今日くらい自分一人で何とかせねば……僕はミカさんに頼りすぎなんだ… 気付くとミカさんのことばっか考えて……何なんだ僕、彼にキモいと思われるぞ……とにかく、このままではまずい。

「樋口さん、こんにちは」

児童館のベテランの先生が、僕とロンに気付いて声をかけてくれました。僕は話し相手ができたことがとても嬉しくて、ものすごくホッとしました。

「あ、先生。こんにちは」

「ロンちゃん、今日もパパと一緒でよかったわねえ」

先生はにこにことロンをあやしてくれました。さすがプロだなあ、と僕は感心しつつ、試しに聞いてみました。

「あの……。ここらへんで評判のいい小児科ってどこなんでしょう?」

「うーん、ごめんなさいね」思った通り、先生は少し困った顔で答えました。「ここ、公立の児童館だから、特定の場所の宣伝みたいなことは言っちゃダメってことになってるのよ。他のお母さんたちに聞いてみてくれるかしら?」

「そう、ですよね」

やはりなあ。先生じゃなくて、ママたちの口コミの力が必要なんだよな、きっと。

「先生。なんていうか、その…ほかのお母さんたちとうまく交流する方法ってないですかね?子育ての情報が欲しいんですけど、なかなか……」

「あら、それなら、ママさんたちの育児サロンや子育てサークルに入ったらいかが?」

先生が提案してくれました。

「今、そういう集まりがたくさんあるのよ。ママたちも、そこでいろいろ情報交換しているみたいなの」

「それ、僕なんかでも入れてもらえるんでしょうか?」

「あらー大丈夫よー!樋口さんならきっとモテモテよー!(←?)」

急に大阪のおばちゃんみたいになった先生の口調に、僕は思わず苦笑しました。

 

続きます

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前回シリーズ↓

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