アメリカ料理食育日記@日本

国際育児クラブの子育て漫画と、アメリカをはじめとした世界各国の家庭料理レシピ

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動物園に行こう、ゾウ編最終話【国際結婚×パパ3人×子育て×漫画】

*夏休み動物園スペシャル。ゾウ舎編の続き。はじめから読む方はこちら

 

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「それにね、象は家と同じくらいジャンプできるんだよ」ベンが言った。

「ええええ、す、すごい!」冬一郎は、サーカスの象が家の高さまでジャンプしている様を思い浮かべて驚愕した。ベンは間髪入れずに続けて、

「そりゃそうさ…家は、ジャンプなんか1ミリもしないだろ」と言った。

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 英語らしいジョークである。冬一郎は引っかけられたのに気がついて、顔にぼっと火がついた。

ミカエルが、吹き出しそうなのを堪えながら、「さすがに、象は跳ばないぜ、冬一郎…よく考えろよ、重すぎるだろ」と困ったように言った。ベンのやつはクックと喉を鳴らしている。

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自分より格段に頭の良い人間だと知っているからこそ、ベンの言葉を鵜呑みにしたのに、馬鹿にされて冬一郎は悔しくなった。特にミカエルの前で恥をかかされたのが腹立たしい。ロンがまだ小さいのはせめてもの救いだ。大きくなって会話がわかるようになってからこれをやられたら、冬一郎は父親としての威厳もへったくれもない。へそを曲げた彼は、黙ってベビーカーを押して象舎を離れ、奥へと進んだ。

「あーあ、また怒っちゃった」

冬一郎の背中をゆっくり追いかけながら、ベンはミカエルに肩をすくめてみせた。

「すぐ怒るんだからさ、冬一郎ちゃんは。ただの冗談なのに」

「しかし、こんなクラシックなやつに引っかかるとはな」ミカエルが呆れた。「なんというか、信じやすい性格なんだな、あいつは。ちょいと心配になるレベルだぜ」

「素直で可愛いだろ」ベンは笑った。「これだから俺、彼からかうの、やめられないんだよなあ」

 

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動物園スペシャル、ゾウ編おわり。次から、クマ舎編に行きます。その前に、動物園にもっていくのにぴったりな「タイガーケーキ」レシピをアップするよ!

 

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